良い雑談の秘訣は、自分が話す量よりも相手に話させることに焦点を当てることです。理想的な割合は自分3割、相手7割。ただし、質問ばかりすると相手が疲れてしまうので、適度な自己開示が重要です。また、身体言語もコミュニケーションに影響を与えます。腕を組むと防衛的に見えるため、開かれたジェスチャーを心掛けましょう。さらに、相手の新しい鞄や髪型などに気づいたら、その点をしっかり褒めることが大切です。
会話の量は3割自分7割相手ではなす
雑談力と聞くと話が面白くしようとして自分だけ話をしている人がいますが、良い雑談とは、相手に話をしてもらうことです。
しかし、相手に質問ばかりして、話をしてもらおうとするのもよくない。自己開示を行いながら、3割ほどの割合で話すのがベスト
腕は組まずに、身振りをつける
緊張したりすると無意識のうちに腕を組んでしまうことがあるが、これは雑談をさまたげる最悪のジェスチャーで、腕を組むのは「防衛」のサイン。
つまり、相手に「これ以上、こちらの領域に入ってくるな」というメッセージを送る行為になってしまう。
腕を組むのをやめて、身振りをするだけで明るく話を聞いてくれているという印象を与えることができる。
超雑談力 人づきあいがラクになる 誰とでも信頼関係が築ける
気づき+褒める
髪型や鞄、靴など気づいてもらえるだけで人は嬉しくなります。
「〇〇さん、新しい鞄買ったの?」
気づいて相手に伝えるだけだとただの指摘になってしまう。
言われた側は、指摘されただけなのか、褒められたのかわからず困惑します。
気づいたらしっかり褒めることが大事
共通の話題ではなく、自分が知らないことを教えてもらう
よく知らない相手との会話では、なんとか共通点を見つけるため、次々とお互いに話題を探すが、かみ合わなく気まずい空気になりがちです。
しかし、相手の知っていることを聞く側になると、相手も気持ちよく話してくれて、会話が弾みます。
さらに、内容によっては自分の知識にもつながるので、一石二鳥で得することができる。
時系列に沿って話を聞く
自分が知らないことの話題について教えてもらうときにスムーズになる方法として、
過去→いつから始めたんですか?
現在→最近はどうですか?
未来→今度の休みも?
時系列に沿って話すことで話が広がりやすい。
その都度、会話が広げることができそうなタイミングで広げることができるし、時系列で聞くことで、全体の把握ができ、会話がスムーズになる。