知識の倉庫-Will-
ビジネス書
2023/9/10
「イシューからはじめよ」は、問題解決において問題の本質を理解し、解の質を向上させるための考え方や目標設定の方法に役立ちます。 初期段階でストーリーラインや絵コンテを作成し、肝となるサブイシューを見極め、焦点を絞ることで、適切なアクションを決定できます。 ビジネスリーダー、プロジェクトマネージャー、個人、教育関係者など、問題解決に取り組むほぼすべての人におすすめのアプローチです。
悩まない、考える
悩むこと、と考えることは違います。
悩むことはゴールがなく、非生産的
解決策がなく、時間とエネルギーを浪費し、ストレスが増える可能性があります
一方、考えることはゴール(解決策)があることが前提で、生産的。
解決策や行動計画につながり、エネルギーを有効に使います。この違いを理解すると、生産性が高まり、ストレスも減ります。
解決できないことで悩むより、解決できることについて考えることが大事
仮説を立てることが重要な３つの理由
1,答えが出せる
競合の状態はどうなっているのか? これは設問である。競合は広告に力を入れているのではないか？これは仮説になる。具体的な仮説を立てると
2,何を分析するか明確になる
どのレベルで何のことについて分析するべきか明確になる
3,分析結果から次の行動が明確になる
仮説がないと「出てきた分析結果が十分なのか、判断できない。仮説があることで、より明確な戦略を分析結果から導き出せます
イシューからはじめよ 知的生産の「シンプルな本質」
一次情報を撮りに行く
一次情報は未加工の「生の情報」で、問題解決において重要です。二次情報や三次情報は偏見が入る可能性があり、真の問題を見失いやすい。特にネット情報は誤情報も多く、非効率的な解決策につながる危険があります。
一次情報を直接収集することで、正確かつ効率的な問題解決が可能です。注意点として、情報を過度に集めすぎると逆効果です。
ユーザーインタビューや元の文献をたどるなど、一次情報を収集しましょう。
検証サイクルを回して、アウトプットの質を高める
仕事は一つではない、やらないといけないことは数多くある。
その中で生産性をあげ成果を出さないといけない、そのため一つのことにかけれる時間は限られている。全て100%でやり切ろうとすると時間が足りない。
60%の分析を70%にするためにはそれまでの倍の時間がかかる。
そこで、60%になったところで一度はじめから検討するサイクルを回すことで、イシューの質を高めアウトプットの完成度を高める。
良いイシューとは
良いイシューには３つの条件があります。
1,本質的な選択肢である
インパクトがあるイシューとはなんらかの本質的な選択肢となっていることが多く、その決断でこれからの方向性に大きく影響を与えるものある。
2,深い仮説がある
仮説を深めるためには重要な考え方がある。
まず、常識を覆す。現在の常識や枠に囚われすに考えてみることが大事。
「共通性」「関係性」「グルーピング」など枠を飛び越え考える
